2019ハニャン(漢陽)都城博物館上半期企画展「城門の開閉」
朝鮮時代、ハニャン(漢陽)都城にあった八つの門は、城の内外の人々と物資が出入りした通路であり、ハニャン(漢陽)と地方を結ぶ主要道路ともつながる要所でした。
日が暮れて城門が閉まると、翌日また城門が開くまで都城内のすべての通行が禁止されたため、都城の中に住む人々の一日は城門の開閉に合わせて始まり、終わったのです。
シリーズ展「記録資料から見たハニャン(漢陽)都城」の第三回目では、朝鮮時代の様々な記録に登場する城門の開閉に関する逸話をご紹介します。
城門の開閉が都城の防御や住民の暮らしと密接に関連していたため、城門は徹底した規則に従って管理・運営されました。
各門にまつわる様々な事件を通じて、ハニャン(漢陽)都城門の管理システムについて興味をお持ちいただければ幸いです。