ボスニア・ヘルツェゴビナ「War Childhood Museum」国際交流展
戦場の子ども時代の物語CHILDHOOD UNDER THE SIEGE_Sarajevo 1992-1995
□場所:ソウル歴史博物館 企画展示室B
□期間:2024年5月4日(土)~8月25日(日)
□主催:ソウル歴史博物館、War Childhood Museum
□展示の目的:戦場で子ども時代を過ごした人々の経験を共有し、平和の大切さを考え、子どもたちのためにより良い世界を作るという大人たちの責任について認識を高める
□展示の内容:サラエボ包囲戦(1992-1995)を経験した子どもたちの38の物語
[ご招待]
INVITATION
あなたはどんな子ども時代を過ごしましたか?本展はその問いかけから出発しました。
国際交流展「戦場の子ども時代の物語:Childhood under Siege」は、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで起きた、現代史上最長の包囲戦(1992年~1995年)を経験した子どもたちの38の物語を通じて、平和の大切さについて伝える目的で開催されます。
1,425日間ものあいだ、世界から隔絶された都市の中で普通とは違う日常を強いられたサラエボの子どもたちの暮らしは、戦争の苦しみと日常の大切さを淡々と物語っています。極めて個人的な物語ではありますが、ソウルから8,465km離れた都市サラエボに限られた話ではありません。家族や友人、隣人の物語として、来館者の心に響くことでしょう。今回の展示を通じて「人間の強さ、そして子どもたちの強さ」について実感していただければ幸いです。
暖かい春の日、ソウル歴史博物館で皆様のご来館をお待ちしております。
ソウル歴史博物館 館長 チェ・ビョング
War Childhood Museum館長 ヤスミンコ・ハリロビッチ
[War Childhood Museum]
- 2017年に常設展示室を開館、2018年ヨーロッパ博物館大賞を受賞
- 「戦場の子ども時代」に焦点を当てた世界唯一の博物館
- 2013年に出版された本をもとに設立された博物館
- 館長:ヤスミンコ・ハリロビッチ(Jasminko Halilovic、1988年生まれ)、米フォーブスにより「世界を変える30歳未満30人(30 UNDER 30)」に選定(2018年)、ヨーロッパの若きリーダーに選定(2023年)
- ウェブサイト:War Childhood Museum